父親としての役目

ここ数日夫婦生活は途切れているが、
もしかしたら今夜こそはと、うきうき気分で帰宅する俺。
取引先と夜に打ち合わせがあるので、もう一度会社に戻らないといけないんだけど、
「ただいま」
キッチンに立つ妻に声をかけると、なぜか妻の様子がおかしいぞ。

家に忘れた書類を持って、
再度打ち合わせに(仕事です)出掛けようとする俺に、
「実はね…」
と、語り掛けてくる妻。

妻の浮かない顔の原因は子どものこと。
ちょっと、学校で問題を起こしてしまったようだ。

さすがの俺も子どものこととなると、
しっかりと「男」から「父親」の顔へと変わる。

「打ち合わせが終わったら、俺から話してみるよ」
俺の言葉に妻の顔が少しだけ安心した顔へとかわる。

…というわけで、
今夜は、「エロ男」から「威厳のある父親」へと変貌した俺は、
エロのエの字も見せずに終わることとなった。

このブログは、そんな中年おやじのつぶやき。

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